俺もそうなんだけど手汗で滑って皿が回せなくて困ってる人いるよね。
俺の手汗対策書き残すから困ってる人は参考にしてみて。
ちなみに、手汗には程度がある。
手がじわっと湿ってるくらいの軽度の手汗。
手の表面が濡れるくらい重度の手汗。
俺は重度。
制汗剤とか扇風機とかそんなんじゃ全然効かねーよって人、
ぜひ読んで。
とはいえ軽度の人も重度の人もどっちも為になるから、
手汗出る人みんな読んでほしい。
まず、最初に試してほしいことは、手汗の治療。
手汗の治療が面倒くさいって人は③を見て。
①塩化アルミニウム溶液を塗る
この溶液を手に塗り続けると汗腺が詰まって汗が出なくなるって原理。
俺は新城薬局ってとこで買ってる。ネットで検索すればすぐでる。
あと、アマゾンとかで売ってるよく分からない制汗剤はやめて。
むかし何個か使ったけど効果実感できなかった。ちゃんとしたとこで購入して。
②イオントフォレーシス治療(ダーマドライ)
ダーマドライって機械を使う。(俺が買った時はアマゾンで売ってたけど今見当たらない)
https://asekaki.jp/products/
【新式・ダーマドライ】 ハンズ&フィート(手足用のみ)ってやつでOK
脇も使いたいって人は脇用パッド付ってやつでいいと思う。
この機械で何をするのかっていうと、手を水道水につけて、その水道水に電流を流す。
水道水の電気分解で発生した水素イオン物質が汗の生成を止めるって原理らしい。
①のメリット
・寝る前に手に塗るだけだから簡単
・初期費用が少ない(一本2000円くらいで買える)
・継続使用は2,3カ月に1本買うくらいだからそんなに維持費はかからない。
①のデメリット
・副作用で手が荒れる場合もある
②のメリット
・副作用がない
・機械を一度購入すれば維持費用なし
②のデメリット
・初期費用がバカ高い。ダーマドライっていう機械を購入する。
俺が買ったときは3.5万だったけど今見たら6万以上する、、、フェニワン買えるやんけ。
・だいたい週5で20分手を水につけて電気を流す、その都度20分両手を拘束される。
週5っていう回数は治療が進むにつれて回数は減っていく。
(俺は拘束時間中youtube見てる)
①と②はどちらも一か月以上は続けて。
軽度の人は①、②のどちらか、もしくは、どっちもやれば手汗はほぼ止まると思う。
個人的には②の方が効果の実感あったかな。
①、②をやっても改善がみられない。もしくは、それが面倒くさいという人は③。
③手袋装着
俺の使ってる手袋は「SANDAIのコットン手袋」
いろいろ試してみたけど俺的にはこれが一番よかった
https://amzn.to/3Bc1KBv
ただ、手袋付けるだけだと手袋と皿が滑るんだよね。
EMP皿とか旧フェニワンみたいなゴムの皿だと滑らないけど、
ライトニング皿みたいに表面がサラサラしてるとまあ滑る。
だから、手袋の薬指と小指の先に滑り止めをつける。
滑り止め素材は「KAWAGUCHI すべりどめ スリム 熱接着タイプ」。
これを手袋の指先の形に合わせてハサミで切る。
https://amzn.to/3XxTH9G
手袋と滑り止めの接着剤「コニシ ボンド 裁ほう上手」
俺はアイロン持ってないから熱したフライパンで接着してる。
https://amzn.to/47zYvjn
滑り止めを接着剤でくっつけるときは接着剤たっぷり塗って。
手袋の繊維の中に染み込ませる感じで。
しっかり接着できてないと3,4日やったくらいで剥がれてくる。
ちゃんとやれば15万スクラッチぐらいは持つ。
あと、滑り止めとはいえ皮脂がいっぱいつくと滑るよ。ハンドソープとかで適宜洗って。
で、これで手袋と皿の滑る問題は解決するんだけどまだ問題がある。
手袋の中で、手と手袋がずれる事がある。
手汗が出て手が濡れてる状態なら基本的には手袋と手は滑らない。
なんだけど、手汗が乾きかけの時とかBSS・MSSが多い譜面だとずれたりする。
そんな時は小指と薬指の間に輪ゴム掛けるとずれなくなる。
左画像:滑り止め
右画像:輪ゴム装着
俺は①②③の対策で今のところ快適にビートマニアを遊べてる。
これを読んで一人でも手汗で困る人が減ればいいなと思って記事を書いた。
ここから先は余談だよ。
手袋については、初めから表面が滑り止め加工されてる手袋使ってる人もいるよね。
けど、俺的には鍵盤を叩く指には滑り止めはつかないでほしい。
やってみれば分かるけど叩いたときに指先が鍵盤に張り付く感じがとても叩きづらい。
かといって小指と薬指以外の指を切ると鍵盤を触ったときに手汗でべたべたになっちゃう。
それらの条件をすべて満たそうとした結果、③で紹介したような感じになった。
あと、滑り止めについてなんだけど、液体ゴムっていう塗って乾かすみたいなやつあるの、
あれ一見よさそうなんだけど手汗でてくると水分吸ってすぐ剥がれるから意味ない。
手汗治療の話なんだけど、
内視鏡手術っていうので神経を切除すると手汗を100%止めることもできるみたい。
ただ副作用で他の部位からの汗が増えるらしい。
俺はもともと頭、顔、臀部、足とか他にもたくさん汗かくからこの手術は断念した。
副作用が問題ないって人は手術してもいんじゃないかな。
保険も適用される。
ただ、この神経切除の手術を保険適用で行うには、
まず病院で診てもらって他の治療を受ける必要がある。
他の治療っていうのは上に記載してた①、②とかのこと。
俺の時は内服薬も処方された。
その治療でも改善効果が見られない場合、最終手段として保険適用で手術できる。
ちなみにイオントフォレーシスは病院でもできる、1回800円くらいかかったかな。
けど、この治療は開始時は本来週5とかでやるものなんだよね。
「その都度病院行くぐらいなら購入した方が早いっしょ」
って思って俺は2回目以降は通院せずに購入して自宅でやってる。
あと、手汗対策で扇風機使えばいいじゃんって言われることあるんだけど、
あれは軽度の人しか効果ない。
重症患者だともう扇風機なんかでは乾かない。
下画像は俺の治療前の手汗の画像。重症だとこんな感じ。
しかも、寄りにもよって皿を回す小指側が一番汗出てた。
これだけひどかった手汗が、運動しなければ常時乾いてるぐらいまで改善した。
①、②の継続だけで大半の人は完治するんじゃないかな。